日本が大変です。2012/05/09 15:35

  小沢一郎の裁判、控訴することになったとのことです。
 司法官僚たちは、「小沢一郎潰し」になおも一所懸命奔走するようです。この裁判では、起訴するための過程にいろいろな問題があり、検察の内部の偽り、工作が明らかになり、日本の司法に対する国民の信頼に大きな疑いを持たせました。それでもなお、司法は、自らの誤りを反省し、改めようとせず、危険な道へ進もうとしています。
 政界の中に、小沢を嫌う勢力が相当数あり、マスコミを動員しての世論作りにも勝算があるからでしょう。所詮、無理な起訴、無理な控訴です。
 法律によってではなく、好き嫌い、状況だけで判断しようとしているのではないでしょうか。こんな司法を誰が信じることができるでしょうか。これを喜んでいる政治家たちよ、先ず、自分自身を反省し、日本の国の在り方を考えるべきでしょう。意見の異なる政敵を倒し、自分の権力を得ようとしても、それは空しい成果であり、自らも、同じ穴に落ち込むことになるでしょう。
 これは、いつの時代の出来事ですか。これが民主主義を大切にする法治国家と言えるのでしょうか。
 今、日本は、とんでもないような方向に向かっているような気がします。「小沢一郎」個人の問題には思えません。
  大変です。危険です。