メーデー2012/05/01 08:31

  5月1日、メーデーです。
 1012年も、三分の一、4ヶ月が過ぎました。早いですね。

 間もなく、5月5日、北海道の泊原発が停止し、原発が1基も稼働していない時が来ます。
 さようなら原発。この時が長く続きますように。日本の将来を考えて、安全性が不確かなままで、再稼働することにならないようにと願っています。
 原発がなければ、電力が足らなくなる、経済にも大きな影響が出て、日本の国が、大変なことになるとの主張があります。
 一方で、不足というのは、電力会社の経営優先の宣伝工作であって、十分間に合う、不足することはないと主張する専門家もいます。
 脱原発の世論が多くなっているように思われます。早速、電力会社では、再生可能なエネルギーを買い取ることになると、電気料が高くなりますよとの宣伝も始めました。
 どこに真実があるのか、分かりませんが。
 確かに、原発に依存している地域、そこで働く人にとっては、街づくりや人生計画を変更しなければならない大変な出来事になります。電力会社も経営が大変になることでしょう。しかし、これは、企業が、あるいは、国の政策が、これまでに間違った方針ですすめてきたこことであり、大事故を起こしてしまった結果責任です。
 それでも、こういうことは一時的なことであり、歴史上、あちこちであった起こってきた現象ではないでしょうか。失敗はあります。気付いた時に改めなければならないのです。

 「国破れて山河あり。」
 
 特定の人の利益のために、多数の国民の安全を犠牲にしてもよい、国を犠牲にしてもよいとはならない筈です。
 何よりも、経済至上主義ではなく、人間のいのちを大切にすること。歴史的にも大切な方針の転換を決断するのに躊躇する必要はありません。
 私たちは、そのために、忍耐や不自由を受容することができる筈です。