増加率2位に意味があるのか?2013/01/24 08:44

  気温は、-3.4度、予報は「曇りで雪の降りやすい空」ですが、今は晴れていて、日差しもあります。最高気温が5度まで上がるとのことです。千歳山では、積雪が減少するのと、アイスバーンの増えるのが並走中です。

  先日、内閣府自殺対策推進室から、「警察庁の自殺統計に基づく自殺者数の推移等」という報告がありました。15年ぶりに、3万人を下回った自殺者数(27,766人)、都道府県別の自殺者数、月別の推移、23年と24年の比較等が記されています。
  その中で、12月だけを選び、23年と24年の増減を比較した表があります。そこでは山形県が、23年はいつもより少ない、12人でしたが、24年は22人になりました。それを全国で比較すると、対前年同月自殺者増加数が上から5位になり、同様の増減率の方では第2位となっています。12月だけで比較するのにどんな意味があるのか分かりませんが、増加数5位、増加率2位という発表には、行政の担当者が驚いているのではないでしょうか。
  年間を通しての自殺率では、23年は20位代に下がっていましたが、24年は、全国的に減少した中で、山形県は若干増えて、自殺率でも、8位まで戻ってしまったようです。

  順位はどうであれ、自殺者を少なくするのは緊急の課題です。