補助金ゼロ、解消か ?2009/04/23 13:29

 社会福祉法人・山形いのちの電話の、2009年度の予算で、全国的にも珍しく、公的な補助金が皆無、ゼロである事を、このブログでも書きました。
 ところが、先日、山形県の健康福祉部で、自殺対策を担当している方から電話があり、相談員の研修事業のために、補助金を出せないものかどうか、検討しているとの連絡が入りました。
 行政からの補助金の場合、いろいろな段階を経なければならず、簡単ではないと思いますが、事務レベルで、検討していただける事は、本当に有り難い事です。担当者は、6月の議会に提案する補正予算を念頭に、進めてみたいということでした。
 緊縮財政、歳出削減の政策から、隔年ごとに受けていた「べにばな基金」からの補助もなくなり、諦めていましたので、非常に嬉しいニュースです。
 いのちの電話の相談員は、完全無償のボランティアです。交通費も、研修のための費用も自己負担です。せめて、研修のための費用ぐらいは、軽減できるようにしたいものだと、願っていました。
 担当者の企画が順調に進められ、実現していく事、公的な補助金ゼロの事態が解消する事を、祈りながら待っています。