失敗から学ぶ道 ― 2012/10/17 10:07
今日は何を書くか、思い浮かびません。
昨日の続きにしましょうか。ドイツの原発廃止の議論から。
早く廃止したい勢力と継続したい勢力の闘い、経済界からの圧力があり、20年以上引き延ばされそうになっていました。
ところが、去年の福島原発の事故後、安全であると主張していた人たちも含め、皆の考え方が変わりました。もっと早く廃止すべきであると。そして、2022年まですべてを廃止することを決めました。原発が安全でないことが分かったからです。
日本は、ドイツよりももっと身近にその被害の恐ろしさを体験しました。多くの人たちが、郷土を追われ、放射能被ばくの恐怖にさらされています。
それなのに、どうして、速やかな廃止が進まないのでしょうか。再稼働、新設工事の再開などの言葉を聞くたびに、「なんと愚かな国民か」と嘆かざるを得ません。
ノーベル賞受賞の山中氏が、「恐れず失敗しよう」と言っていましたが、失敗から学ぶことのできないような体験では無意味になります。
福島の事故を真実に受けとめる人たちの力で、この国を変えて行かなければなりません。
昨日の続きにしましょうか。ドイツの原発廃止の議論から。
早く廃止したい勢力と継続したい勢力の闘い、経済界からの圧力があり、20年以上引き延ばされそうになっていました。
ところが、去年の福島原発の事故後、安全であると主張していた人たちも含め、皆の考え方が変わりました。もっと早く廃止すべきであると。そして、2022年まですべてを廃止することを決めました。原発が安全でないことが分かったからです。
日本は、ドイツよりももっと身近にその被害の恐ろしさを体験しました。多くの人たちが、郷土を追われ、放射能被ばくの恐怖にさらされています。
それなのに、どうして、速やかな廃止が進まないのでしょうか。再稼働、新設工事の再開などの言葉を聞くたびに、「なんと愚かな国民か」と嘆かざるを得ません。
ノーベル賞受賞の山中氏が、「恐れず失敗しよう」と言っていましたが、失敗から学ぶことのできないような体験では無意味になります。
福島の事故を真実に受けとめる人たちの力で、この国を変えて行かなければなりません。
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