何故、いのちの電話か ?2009/09/05 16:04

今日は朝から晴、暑い日でした。昨日は、肌寒く、長袖シャツ、今日は半袖に戻りました。9月から10月にかけて、多忙な日々になりそうなので、インフルエンザに注意をしなければ。

 大分、時が経ちましたが、或る、いのちの電話の関係者から、このブログを多くの人に知らせたいので、キリスト教に関することはあまり書かない方がいいのではないかと、意見されたことがありました。
 確かに、いのちの電話は、特定の宗教との関係はありません。お互いの思想、信条、宗教を尊重します。
 しかし、このブログの管理者は、自分自身の存在そのものを、キリスト教信仰と切り離すことが出来ないと考えています。いのちの電話を利用して、キリスト教の伝道をしようと思っているのではありません。
 ひとりひとりの「いのち」を大切にし、自殺予防のために活動する管理者の動機は、キリスト教信仰から出発しています。
 「いのちは神から与えられたものであり、何よりも尊いものである。他者であれ、自分であれ、この尊い『いのち』を奪う事は、どんな人にも許されていない。」との立場です。
 勿論、この活動に関わる人は、それぞれ異なる考え方、動機があることは、当然です。
 異なる考えの人がいるからと言って、自分の基本的な立場を隠そうとは思いません。お互いに認め合い、受け入れ合って、共に活動するのが良いと考えています。

 誰かが、聴いてくれるとき、私どもの悩みや不安、心の奥底にある傷が消えていきます。
 誰かに聴いてもらうことによって、人間の心、その魂に癒しが与えれます。
 全国各地にある「いのちの電話」は、聴くこと、共感することによって、人に生きていく力が与えられると信じて、今日も、活動を続けています。

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