何故、減らないのでしょうか?2009/02/09 12:54

 先週、内閣府から発表された、昨年9月までの自殺者の統計によりますと、全国的には、平成19年より5.4%減少していますが、山形県は、相変わらず、4.9%の増加です。自殺率、増加率とも、全国の上位、一ケタ台です。
 昨年7月、NHKの教育テレビ、「視点」で、本橋豊先生が、「18年と19年を比較しながら、自殺予防の対策をしている所は、自殺率が確実に減少している。」と語っていました。そこで、秋田県とか、山形県などを先進的な県として紹介していました。その時の資料は、18年と19年を比較したものでした。
 しかし、先週の資料によりますと、秋田県は確かに20年も減少を続けていますが、今尚、自殺率で全国一位であり、山形県は、減少ではなく、増加しています。
 本橋先生には、一部、最上地区の取り組みの情報が伝わっていますけれども、山形県全体のことが、十分に伝わっていなかったと思います。山形県が自殺予防対策で、先進的な活動をしているなどとは、言えない状況だと思います。これから、していかなければならない重要な課題だと思っています。
 しか、皆で活動をしていくならば、減少させることが出来るという事は、確かな事です。各自治体の行政も、一般市民を巻き込んだ、自殺予防対策で、前進し、それこそ、先進的な活動をしている、と言われるような運動になる事を願っています。

 明日は、自殺予防、フリーダイヤルの日です。
  2月10日(火)午前8:00~11日(水)8:00まで、24時間
 
         0120-738-556