争点の曖昧化2016/06/04 08:26

  一昨日、昨日と、本因坊戦7番勝負第3局がありました。ネット中継をパソコンで、時々覗いていました。やはり、井山氏が圧倒的に強く、連勝、2勝1敗になりました。

  今日も高気圧に覆われ、朝から晴れています。
  今朝の気温、11.3度、日中は、29度の予想、もしかすると真夏日? 暑くなりそうです。
  千歳山のお散歩、今朝も、快調でした。今日は土曜日、非常連さんも大勢いました。

  今、安倍内閣が直面している筈の大事な課題、経済政策、政治倫理などについて、国会で話し合う場がなく、一斉に参院選、選挙戦に突入しました。
  マスコミも、権力者を恐れて批判的な報道をし難くなり、報道の自由が驚くほど低下してしまいました。権力者よりの公平だけが、まかり通り、弱者が軽く扱われ、格差が拡大する社会になるようです。
  争点を曖昧にしながら、「一億総活躍社会」などと言って、選挙目当てのバラマキ約束、無責任な言葉が氾濫しそうです。一方的な自己主張による人気獲得の乱戦です。
  「新しい判断」などの言葉により、選挙公約の不履行もそれほど大きな責任として感じなくなる人が増えるかもしれません。
  政治家、権力者に一定のタガをはめる憲法や法律が、勝手に解釈される解釈改憲、立憲主義の危機、日米軍事同盟の強化により、沖縄の声が無視、中国、ロシアとの対立激化、平和主義が益々危うくなってきました。

  今、「アベ政治を許さない」大衆の声がもっと盛り上がらないと、この国は大変な事になってしまいます。