相談員不足で困っています。2014/03/15 09:46

  今朝はしばらくぶりですっきりとした晴でした。-0.9度、登山道の雪は固くなっていて、アイゼンを付けている人はいますが、それほどの危険性はありませんでした。雪が無くなるまではもうしばらく時間がかかるでしょうか。

  今日は15日、私の事務局長の務めもあと半月です。
  この役割を引き継ぐのに気になるのが相談員不足です。7年前、私が事務局に入った時には、相談員が減少していて、相当、危機的な状況でした。一時的な回復期はありましたが、今も、減少傾向にあり大変です。
  この任務について間もなく、山形新聞の「提言」のコラムに、定年退職者のボランティア活動で、いのちの電話を選んでくださるようにとの呼びかけを掲載していただきました。最低限、質素な生活が保障される立場になった時、このようなボランティア活動を通して社会貢献をすることは、自分の人生を豊かにするものだとの確信を持っています。
しかし、現実には、退職をしても、第二、第三の仕事に向かう人が多く、応募していただく方が少なく残念に思います。
  富んでいる人も貧しい人も、強い人も弱い人も皆、幸いに生きる社会、お互いに支え合う社会づくりのために、いのちの電話のようなボランティア活動は非常に大切であり、意義深いことだと思います。
  目先の経済的な利益、一時的な快楽の追求だけでなく、このようなボランティア活動が盛んになり、相談員不足で悩まなくなるような国になってこそ、この日本が強い国、豊かな国と言えるようになるのではないでしょうか。