高齢者パワー2010/10/02 15:35

  高齢者問題は、医療、介護、虐待、存在不明など、社会的には、マイナス要素で語られることが多い、昨今の情勢です。
 しかし、私の関心事の世界では、高齢者パワーを特別に感じるこのごろです。
 新老人の会を提唱し、世界の各地を訪れ、たくさんのエッセーなどを執筆され、いのちの授業や講演活動をしておられる、98歳の日野原重明先生は、別格ですが。つい先日も、山形県民会館で、1500人以上の会衆を前に、素晴らしい講演をされました。

 今日まで、仙台市で開催された、いのちの電話相談員全国研修会、電話カウンセリング国際会議では、勿論、若い力が溢れ出てはいますが、高齢者のパワーを抜きにして、語ることが出来ません、一般社団法人日本いのちの電話連盟の理事長、樋口和彦先生は、83歳でありながら、このような組織、大会の責任を持って下さり、挨拶だけではなく、シンポジウムのコーディネーターとしても、全体をリードしていてくださいました。
 分科会の講師、森のイスキア主宰、佐藤初女先生は、90才です。長時間の講演も若い人たちと変わることなく全うされました。今でも、弘前で、食、いのち、人生などの課題を捉え、人と人の心を結ぶ活動を毎日実践しておられます。

 そう言えば、9月29日、新庄市で開催された、「山形県自殺予防フォーラム in 最上」での講師、気象キャスター・倉嶋 厚先生も、86歳でした。

 私など、まだまだ、若いのだと、錯覚しそうです。

 先日取材を受けた、「ASAから朝のおたより」が、10月1日の朝日新聞(山形南部)に、折込がなされました。山形いのちの電話のことを、よく、纏めていただいています。

危機の後に。2010/10/03 14:29

  仙台集会のテーマは、「世界経済危機といのちの希望」でした。
 危機の後には、転機がある。その転機を好機(チャンス)として捉えるようにしたい、という主張がありました。
 いのちの電話で取り扱うのは、経済的な危機よりも、心の危機、人生の危機、絶望の課題が多いかもしれません。
 しかし、私どもの社会、人生において、危機や絶望が永遠に続くことはありません。必ず、転機が訪れます。それを好機にしたいものです。

 デンマークの思想家、キルケゴールが「死に至る病」の中に、書いています。
 「絶望中の絶望は、自らが絶望の中にあることに、気付かないことである。」と。
 危機や絶望を正しく知ることによって、転機が、好機が見えます。
 いのちの電話にかけてくる相談者(コーラー)たちには、深い絶望があるかもしれません。私どもが、その声を聴くことによって、彼らに、光が差し込むのを待ちたいものです。
 人間は、希望を持つことの出来る動物です。誰でも、今を、一所懸命生きることによって、希望が持てるのです。
    (何だか、牧師の説教みたいなブログですね。)

7時台に戻ります。2010/10/04 10:05

  三ヶ月ほど、千歳山散策を、朝の4時台にしていました。
 今日から、ホームページ・プロフィルに書いている通り、7時台に戻しました。常連の方々と、「しばらくぶりです」との挨拶を交わしながらの散策になりました。今年も、金木犀の香りが、街中に漂う季節になりました。

 10月も、いろいろな会議、集会などありますが、9月ほど忙しくないと思いますので、歯の検診や義歯の作り直しなどをすることにしました。歯医者さんは、非常に時間がかかり、自分が思っている以上に、検診や治療を勧めてくれるので、どちらかと言うと、嫌いです。出来るだけ行かないようにしているのですが、義歯のバネが壊れたり、緩くなったり、その他の不都合な兆候も出始めているようなので、仕方がありません。(こんな言い方をしたら、担当のお医者さんに失礼ですよね。私の健康のことを考えて、治療していてくださる筈ですから。それでも、正直な私の気持ちです。)

ラジオ体操2010/10/06 13:19

  毎朝、6時30分からのラジオ体操が生活リズムの基点のようになってから、22年を超えています。これには、千歳山散策と違い、定休日がありません。その時間に出来なくとも、その日のうちに録音テープの再生で行います。旅行中もラジオがあれば、してきました。入院中も、安静命令が出ている時を除き、続けてきました。年間平均、350回は、している筈です。
 大阪の精神科医、北畑英樹先生から、このような「ねばならない」予定に縛られている人は、「非常に危ない」と言われたことがありました。
 その基点が、最近、不安定になっています。6時30分と、千歳山散策、食事の組み合わせが、最近の行動日程と、調和しにくくなりました。10月からは、CDやMDの録音再生でする日が続いています。それが日常になるかもしれません。

本当に減少するかも。2010/10/07 15:03

  義歯の修理、作り直しのために、予約をした途端に、バネを掛けている歯が、冷たいものに激しい沁みを感じるようになり、痛くて困っています。明日が診察日ですから、最善のタイミングで予約したようです。痛くない時の診療は、迷惑のように思い、痛くなると、早く治療してもらいたいと考える、本当に我侭ですね。

 9月末までの自殺者数、速報値(暫定)が、10月5日集計で、昨6日に、警察庁から発表されました。
 全国で、昨年9月末までよりも、246人少ない、23,859人でした。山形県も、昨年より、29人少ない、242人でした。
 自殺対策のいろいろな施策、広報がなされているからでしょうか。国民の関心の高まりでしょうか。
 しかし、まだまだ、不十分です。皆で、もっと、もっと、少なくなるように、隣人に関心を持つ社会作りに向けて、前進しましょう。

歯が痛い。2010/10/08 15:11

  2,3日前から、沁みと痛みを感じる歯。今朝は、出かける家族を駅に送るアッシー役のため、7時台の千歳山、早くも変更、、4時30分に出かけました。口をあいて息をすると、空気で沁みる有様。朝の挨拶以外は、口をあけずに、ひたすら、歩きました。
 歯医者さんには、昼を挟む予約時間でしたが、たっぷり2時間、かかりました。神経が痛んでいるとかで、この治療がしばらく続きそうです。ちょっと、憂鬱さが残り、今日は、事務局に行きませんでした。
 明日は、運営委員会があります。明日までには、元気回復の予定です。
 実家の兄が、胆嚢摘除の手術をしました。内臓の中では、全部採っても、比較的大丈夫な器官とか、初めて知りました。

今度は風邪2010/10/10 08:13

  早朝に山を歩き、びっしょりと汗をかいてから、自転車で家に戻る時、風を受けて、冷たさを感じることがあります。それが、風邪の原因でしょうか。
 通年の持病である、アレルギーによる鼻づまりとくしゃみであろうと思っていたら、風邪を引いてしまったようです。
 毎日、元気に体を動かしているから健康が維持できると得意になっていましたが、油断大敵ですね。
 風邪には、休むことが、一番ですね。明日は、体育の日だというのに。
 それでも、千歳山と散歩は、休みたくないですね。最近、買い換えた、携帯電話に、歩数が表示されるようになっています。これまで、千歳山を休む日曜日には、自転車を利用しますが、特に散歩など、考えていませんでした。ところが、ケイタイに表示される歩数が少ないと、気になり、家の近くの散歩で、歩数を稼ぐことになってしまいました。精神科医、北畑英樹先生に知られたら、「非常に危険な状態」ということになるのでしょうか。

今日は休みます。2010/10/11 08:41

  千歳山でコシアブラなどの山菜を採ったり、秋には、きのこ狩りをしながら散策している、MO-さん。今朝、ここで初めて、シメジを採った、と喜んでいました。昔は、マツタケも採れたらしいのですが、今は、雑きのこだけ(それぞれに立派な名前があるのに、くるめて言うのは、かわいそうでしょうか?)かなと、皆さん、思っている筈です。本当に嬉しそうでした。
 昨日は、教会の礼拝に出て、それから、ゆっくり休む予定でしたが、出かける前に、緊急の仕事依頼があり、断り難い状況だったため、結局、一日中、忙しく動き回りました。風邪の方は、まだ、回復しません。今日は、体育の日ですが、耳栓をしてでも、休むことにします。

風邪が長引いています。2010/10/13 14:49

  この前の日曜日、急に仕事が入り休めなかったことが影響しているのでしょうか、風邪が、いつもより長引いています。
 昨日、快方に向かっていると思い、事務局に行ったら、咳をしてしまい、いろいろな予定があるのですから、よくなるまで家で休んでいてください、と追い帰されました。
 今朝は、千歳山を休みました。それでも、ケイタイの歩数表示が気になりますので、街中を30分ほど、散歩しました。ようやく、回復が見えてきましたので、明朝は千歳山に出かけます。
 今日の午前、精神保健福祉センターで、第2回目の、「自殺対策についての相談機関ネットワーク検討会」がありました。
アドバイザー・後藤裕先生から、「うつ病の理解」というミニ講話がありました。
 ネットワークの必要性は理解しながらも、その具体的な連携については、簡単なことではないと、思いました。専門的な相談機関と共に、それを超えた市民レベルでの自殺対策への関心、そのの深まりが、自殺予防、その対策に繋がることではないでしょうか。

回復しました。2010/10/14 09:43

  ようやく、風邪から開放され、全快したようです。

 チリの落盤事故、いのちの大切さを思いながら、世界中の注視のうちに救出作業が続けられ、大成功のドラマとなりました。
 このために、作業員の頑張りだけではなく、あらゆる関係者の努力、協力、支援に、素晴らしいものがありました。
 いのちのために協力する人間の愛、その力は、何と、美しいことでしょうか。
 互いに重荷を担い合う社会、これが平和を作り出すための土台です。

 自殺者が多くなっている日本の社会、その悲しい点は、いのちを軽く考えること、互いに重荷を担い合う関係が薄くなっていることではないでしょうか。
 経済の発展に伴わない心の貧困さが表れ、福祉行政の発展の名の下に、弱い人を支え、重荷を担うのを、一部の専門家に任せ、行政や少数の家族の役割にしてしまっています。
 隣人同士で、互いに協力、重荷を担う力が弱まっているのではないでしょうか。
 ボランティア活動に、もっと関心を持つ社会でありたいと思います。
  「自分を愛するように、あなたの隣人を愛しなさい。」
美しいドラマ、明るい社会を、自分の周りに、実現していきたいものです。